こんにちは、ピコです。
キッチンの換気扇の掃除っていつしていますか?
定期的?年末の大掃除?
ちなみに私は、大掃除の時期になって嫌々やっていました。
換気扇の掃除って手間がかかる上に大変なイメージですよね!
「換気扇のファンの外し方も分からないから、また今度にしよう、、、」って思っている方も多いのではないですか?
私もその一人でなかなか掃除できていなかったです。
油汚れは溜まっていくと、どんどん頑固にこびり付いて取れなくなってしまいますよね。
そのまま放置していると換気扇が故障してしまうこともあります。
故障したら修理代や交換代でお財布にも大打撃!
そうならないためにも、しっかり汚れを落としていきましょう。
今回は、頑固な換気扇の汚れを簡単に掃除する方法と時期についてお伝えしようと思います。
Contents
キッチンの換気扇を掃除する時期って年末じゃないの?
換気扇の掃除は大がかりなので年末にされる方も多いのではないですか?
私もそう思っていましたし、何より掃除が面倒で大掃除にやっと重い腰を上げていました。
でも実は換気扇の掃除は夏にするのがオススメなんです!
夏がオススメな理由
・気温が高いと汚れが緩んで柔らかくなり取れやすくなる。
・つけおき洗いの時にお湯の温度が下りにくい。
冬は気温が低く、浮かした油汚れがすぐに冷えて固まり取れにくくなってしまいます。
夏場の気温が高い時期だと、つけおき洗いの時に使用するお湯の温度が保たれるので、洗浄効果も持続してくれます。
なので本格的な換気扇の掃除は夏に行うようにしましょう。
換気扇の掃除を始める前に必ずやる3つのこと
換気扇をお掃除する前にしてほしいことが3つあります。
- 電源プラグを抜く又はブレーカーを切る
- 養生する
- 安全な足場を用意する
・掃除の時の安全のために電源プラグは必ず抜いて下さい。メーカーによって外し方は異なるので取扱説明書をよく読んで確認して下さいね。
わからない場合はブレーカーを切ってもいいです。
ピコ
最近のものは埋め込み式なのか目に見えてコンセントに刺さっているような電源が無い!
とりあえずブレーカーを落とす方法を試してみよう!っと思ったらブレーカーの表示が曖昧すぎて何処を切ればいいのかわからずワタワタ…
やっとの事でブレーカーを落として作業再開しました。
・換気扇の掃除をする際は、上から汚れが落ちてきたりすることがあります。コンロが汚れてしまうと手間が増えますし、濡れてしまうと故障することもあるので新聞紙などで覆って保護して下さい。
・換気扇は高い位置にあります。バランスの悪い足場だと怪我をする恐れもありますので、しっかり安定したものを用意して下さいね。
ピコ
新聞紙はあると楽なので新聞紙があったらそっちの方がオススメです。
足場はダイニングの椅子を持ってきましたが、登ったら中途半端に高くて作業しずらかったです。
でも何か台に乗らないと女性は届かない。出来ればステップのある足場が理想ですね、小さな脚立があればもっと良かったかも。
換気扇の種類と掃除の仕方
換気扇の種類は主にプロペラタイプとシッコロタイプの2種類があります。
プロペラタイプは昔ながらの換気扇で、ファンが扇風機の羽のような形をしたタイプです。
シッコロタイプはファンの形が円筒型のものです。
最近の換気扇はシッコロタイプが主流になっていますね。
換気扇の種類によってフィルターやファンの外し方が異なるので、それぞれの方法をご紹介します。
台所のシンクの汚れも気になりませんか?こちらの記事で掃除の仕方をご紹介しています。
換気扇フィルターの種類と外し方
フィルターを外す前にゴム手袋・マスクをはめて作業するようにして下さいね。
ピコ
換気扇はかなりベタベタするので、ないと爪の間に黒い油汚れは挟まる上に何度も洗わないと取れません。
途中までゴム手袋無しでやってみましたが、早々に後悔しました。ゴム手袋は絶対に必要です。
換気扇フィルターはレンジフードタイプとプロペラタイプがあります。
- レンジフードタイプ(深型・整流板型・浅型)
- プロペラタイプ。
レンジフードタイプはコンロの真上の天井を覆うように取り付けられているものです。
主に深型・整流板型・浅型3つの種類があります。
ご自分と同じタイプ換気扇の外し方で外してみて下さいね。
深型のレンジフードタイプの外し方
深型のレンジフードは換気扇ファンを隠すように前面にフィルターが付いているものです。
レンジフード部分が深くて長いのが特徴です。
フィルターの手前に取っ手がついていると思いますので、上にずらしてフィルター上部を換気扇本体からはずしてください。
整流板型のレンジフードタイプの外し方
フィルターの下部を覆っている金属板を整流板といいます。
この整流板があることで油や煙の吸い込みがよくなるので、最近のものはこのタイプのレンジフードが多いです。
整流板のタイプのものは取り外し方が大きく分けて2つのタイプがあります。
押して開けるタイプ
- 整流板の左右にあるストッパーを押しつつ上にあげて整流板を外します。
- 整流板を両手で支えて手前をゆっくりおろしていきます。
- 後ろ側はそのままでは外れないので、整流板の奥を少し持ち上げて整流板を外します。
整流板を押し上げてずらして開けるタイプ
- 整流板を固定している左右のネジをゆるめて、だるま穴の中心部にくるように整流板を手前にずらします。
- 整流板を両手で支えて手前をゆっくりおろしていきます。
- 後ろ側は整流板の奥を少し持ち上げて整流板を外します。
ピコ
ひとまず整流板を外すためのネジを左右反時計回りに回して外すのですが、油汚れで固まってなかなか回らない。
けれど固まってはいましたが、手でも外せれるぐらいだったので作業としては簡単です。
↑だるま穴
↑整流板の奥側は上に持ち上げないと外れないようになってます。
浅型レンジフードタイプの外し方
ネジで留まっているのでネジをゆるめて外していきます。
ネジは手で外すことが出来るものが多いです。
整流板やカバーが外れたらフィルターがあるので、フィルターのツマミを押してフィルターを取り外します。
その奥にファンがあります。
プロペラタイプのフィルターとファンの外し方
プロペラタイプの換気扇はフィルターが付いているものと、付いていないものがあります。
ついているものは手前に引っ張りながらカパッと外します。
プロペラの中心にあるネジを反時計回りに回して外します。
ネジを緩めていくと急に外れる恐れがあるので、プロペラを持って外してくださいね。
シッコロファンの換気扇の外し方
シッコロファンには小さなネジが4つあります。
それらを反時計回りで外していきますが、ネジに油汚れが溜まって動かない場合はドライヤーの温風を30秒程かけて溶かして緩めます。
ピコ
うちのファンは下向きではなくて横向きに付いているタイプなのですが、奥まっていて見えづらい!
手探りでネジの場所を探してドライバーで外していきます。
気温の高い夏場だったのでネジがゆっくりですが回ってくれたけれど、冬場だと油汚れがカチカチに固まってドライヤーの温風で温めておかないと、油汚れが溜まっていたら動かない可能性大です。
4つのネジを外すのに「清掃業者に頼みたいーー!」と思った事5回。
やっと外せました、ここだけで汗だく。
ネジを4本外した時点でかなりファンは不安定になるので注意が必要です。
動かないのを強引に外そうとすると、ドライバーが空回ってネジ穴が潰れてしまう恐れがあるので注意して下さいね。
小さいネジを外した後は、真ん中にある大きいネジを時計回りで外していきます。
ピコ
気づかずにずっと締めていました。笑
真ん中のネジが外れたらファンが落ちる様に外れたので、ファンをしっかり持っておかないと本当に危ないです!!
4つ外したネジで固定されていたモーターも外れるのですが、それは配線が繋がっているので無理やりとったら故障してしまうので、注意が必要です。
配線を外してからモーターを外して、これで約半分は完了しました。
フィルター・換気扇の掃除の仕方
用意するもの
- 掃除用ゴム手袋
- 新聞紙
- 割り箸
- 歯ブラシ
- アルカリ性洗剤(市販の油汚れ用、重曹、セスキ炭酸ソーダ)
- 雑巾
- キッチンペーパー
- 食品用のラップ
- 大きめのゴミ袋2枚
- マスク
ピコ
やり方
- シンクや段ボールなどの入れ物の中にゴミ袋を2重に入れて、その中に40℃のお湯をフィルターと換気扇が浸かるぐらいまで入れます。
- アルカリ洗剤を入れます。(目安は市販の洗剤だと30回ほどスプレー、重曹は粉のまま1カップ、セスキ炭酸ソーダは大さじ2〜4を入れます。)
- フィルター、ファン、留め具などの部品をつけていきます。
- つけおき時間は汚れの程度によって変わってきますが、30分〜2時間ほど放置して下さい。
- 放置後に歯ブラシなどでふやけて取れやすくなった油汚れを取っていきます。(シッコロファンは割り箸で溝の汚れを取るとキレイに落とせます。)
- お湯で洗って、それぞれの部品を乾かします。
ピコ
一番は流しにゴミ袋を2重にしてお湯を貯めるのがいいのですが、フィルターは角があるので、入れる時に気をつけないとゴミ袋にすぐ穴が開いてしまいます。
厚手のゴミ袋がない場合は3重ぐらいに重ねてもいいかもしれません。
ファンは高さがあるのでフィルターと同じゴミ袋でつけおきするよりも別の袋を用意して、こちらはダンボールの中にゴミ袋を入れた方がファンのつけおきは楽です。
2リットルの水が入っていたダンボールなどがオススメです。
放置後、雑巾やキッチンペーパーで何度か拭いて下さい。
換気扇の本体の汚れも同様のやり方で汚れを落としていきましょう。
換気扇を何年も洗っていない場合は、油汚れがひどくこびりついています。
重曹やセスキは市販の油汚れを取るものよりは洗浄力が弱いので、付けおき時間を長くするか量を多めに入れて下さい。
ピコ
割り箸はファンを傷つけないので、油汚れをこすり落とすのにはかなりオススメです。
換気扇の本体は電気が通るところなので配線部分に水分がかからないように気をつけて下さい。
キレイにした部品を元に戻したら完成です。
重曹の他の活用法はこちらから トイレ掃除には重曹とクエン酸でスッキリ綺麗に!消臭対策もこれでバッチリ!
換気扇の掃除頻度
毎日料理などで使う換気扇は油汚れがかなり溜まります。
掃除する時期は夏がオススメですが、汚れを落とすのを楽にするためにはこまめな掃除が大切です。
掃除の頻度は3ヶ月〜半年に一回が理想なので、念入りな掃除を夏に軽い掃除を年末の大掃除にするのがいいかもしれませんね。
まとめ
換気扇の掃除をする前に必ずして欲しいことは
- 電源を抜くこと
- 周りが汚れないように養生すること
- 高いところの掃除なので足場をしっかり作ること
- ゴム手袋、マスクをつけて掃除すること
- 種類ごとに外し方は変わってきますが、まずは整流板のようなカバーを外すとフィルターがあって、その奥にファンがあります。
- ファンの大きいネジを外す時はファンをしっかり持って外しましょう。
- つけおきする時は水では無くお湯にして下さい。
- それぞれの部品を市販の洗剤、重曹、セスキを入れて30分から2時間を目安につけ置きます。
- 大きな整流板などはキッチンペーパーに洗剤をスプレーして汚れに貼り付けていくと頑固な汚れは簡単に落ちます。
- お湯で洗い流して乾燥させてから元に戻して下さいね。
換気扇は油汚れなのでベタベタなものは掃除するのが面倒ですよね。
放置したい気持ちはとても分かりますが、そのまま掃除せず使っていると故障したりするかもしれません。
そのほうが高くついてしまうので、半年〜1年に一度は本格的な掃除をして下さいね。
本格的な掃除は冬よりも夏の方が汚れおちもいいのでオススメです。
ぜひやってみて下さいね。
それでは、また!