こんにちは、ピコです。
冷蔵庫の寿命や買い替えの時期って気になりなすよね。
ある日突然動かなくなったり、冷えが悪くなったり、と色々な理由で買い替えを考えている方も多いのではないでしょうか。
うちの冷蔵庫も購入してから6年なのでとっても気になっています。
もし今、壊れてしまったらっと考えると怖いですよね。
冷蔵庫の寿命を知っていたら買い替えも焦らずに出来ると思います。
そこで今回は冷蔵庫の買い替えの時期や寿命、冷蔵庫の処分方法などをお伝えしていこうと思います。
冷蔵庫の寿命は何年?
冷蔵庫の寿命は一般的には約10年といわれています。
しかしあくまでも目安で15年近く使っている方もいれば5年で壊れてしまう方もいると思います。
大型家電は値段も高いので、5年で壊れてしまうと困ってしまいますよね。
冷蔵庫の寿命に大きく関わってくるのはコンプレッサーです。
コンプレッサーは扉の開け閉めによって電源が入るので、扉の開け閉めの頻度が高い家庭はそれだけで冷蔵庫の劣化も早くなるのです。
コンプレッサーは冷蔵庫の心臓部分になるので、ここが壊れてしまうと修理や買い替えを検討する必要が出てきます。
最近の冷蔵庫は静かになったと感じている方もいるかもしれませんが、この音に関わっているのもコンプレッサーにあります。
コンプレッサーの部品も昔と今では耐久性に違いがあるのです。
冷蔵庫にかかわらず家電製品は各メーカーで価格や静音性などを重視しています。
それに伴ってできるだけ製品コストを下げるために、部品の強度や耐久性、寿命は以前よりも短くなっている傾向にあります。
マンションやアパートに住んでいると、大きな音がするものは気になるので、耐久性か静かなものかどちらがいいのか難しい問題ですよね。
口コミなどを見るとメーカーによっても寿命年数は違うみたいで、安くても寿命が短いならどちらがお得かわからないですよね。
寿命の目安になる症状
こんな症状があると寿命が近づいているかもしれません。
- 庫内の冷えが悪くなった
- 一部が冷えなくなった
- 冷蔵庫から異音がする
- 水漏れする
先ほどもお伝えしましたが冷蔵庫の寿命に大きく関わってくるものはコンプレッサーです。
上記の症状が出てくるならコンプレッサーの劣化によるものと考えるのが妥当なのです。
このような症状が出てくるなら買い替えも検討してみたほうがいいかもしれませんね。
庫内の冷えが悪くなる
ひとつの症状としては、庫内の冷えが悪くなることがあります。
これは一番わかりやすく気づく症状ですよね。
冷蔵庫の温度はコンプレッサーによって常に一定に保たれているのですが、飲み物の温度が冷えていなかったり、野菜やお肉などの生鮮食品の傷みが早ければコンプレッサーの異変に気づきやすいです。
一部が冷えなくなる
もうひとつの症状は一部が冷えなくなることです。
冷蔵庫の機能は庫内全体を均一に冷やすことですが、例えば冷蔵庫の左側に置いてある食品は冷えているのに、右側に置いてある食品は冷えてないとなるとおかしいですよね。
最近の冷蔵庫は食材を置いてある部分だけを察知してそこに冷気を当てることが出来るので、一部が冷えないという症状はコンプレッサーに異常が起っていることになります。
冷蔵庫から異音がする
異音がするのも気付きやすい症状の一つですね。
先ほども最近の冷蔵庫は各メーカーが静音性を重視していて音が鳴らず静かだとお伝えしましたが、本当に静かになっていて夜中でも音が気にならず静かですよね。
音がなる時というのは、ドアを長い間あけていて冷気が外に逃げてしまった時です。
少し暖かくなった庫内を冷やすためにコンプレッサーがたくさんの冷気を出すのですが、その稼働する時に音が大きくなります。
しかし音は長く鳴っているわけではなく、庫内が冷えてくると自然と音がしなくなり静かになります。
コンプレッサーに異常な症状が出ている時は、音が鳴り止まずずっと続いたり”ブーン”と普段と違う異音がしてしまいます。
水漏れがする
庫内が冷えないのも問題ですが、水漏れも冷蔵庫を使う上ではかなり問題になってくる症状ですよね。水漏れの程度も庫内が濡れているのか、床が濡れているのかによってどこが問題なのか判断できます。
冷蔵庫の中が濡れている場合は、冷気を出す部分がカビや汚れなどで詰まり故障している可能性が高いです。
しかしどこのあたりが詰まっているのかなどは、庫内を分解しないとわからない場合がほとんどなので、自分で掃除したからといって直るかどうかは難しいです。
床まで濡れている場合は、冷蔵庫内に水を留めておく部分が故障しているかドレンホースなどが汚れで詰まっている可能性があります。
電気系統の故障の場合は修理を依頼しないといけませんが、ドレンホースや蒸発皿が原因の場合は自分で掃除して解決することがあります。
・ドレンホース・・・冷蔵庫の裏側にあるドレンホースが汚れで詰まってしまった時に水漏れするのですが、ここの汚れを取り除いたら水漏れが解決する場合もあります。
しかしドレンホースの場所は各メーカーによって異なるので取扱説明書で確認して、分解が必要なら業者に修理を頼みましょう。
冷蔵庫の修理費用はかなり高額になるので、できれば自分で掃除したいと思いますが、あくまでも掃除は自己責任で行ってください。
修理するのか買い替えをするべきか?
コンプレッサーの故障で冷蔵庫が冷えなくなったり、異音や水漏れする場合は修理をするか買い替えをするか悩むことだと思います。
冷蔵庫などの大型家電は購入するにも高額なお金がかかってしまうので、保証期間内なら修理も検討したいところですよね。
最近の家電量販店などは保証も長く設定していて大型家電なら5〜10年の保証がつくものもあります。
しかし注意してほしいのは家電製品には「補修用品性能部品の最低保障年数」というものが定められているということです。
これは国が定めているメーカーが生産を終了した部品を保有しておく年数を決めているものになります。
逆に言えばこの期間を過ぎたものは部品がなくなってしまうということですね。
その期間は9年間となっていますので、もしメーカー保障が10年付いているものであっても、9年経過していると修理部品がなければ修理することが出来ない恐れがあるのです。
新しい機種の冷蔵庫は省エネタイプのものも多く発売されているので、故障した冷蔵庫を修理して使い続けるよりは新しい冷蔵庫に買い替えた方がお得になる場合があるかもしれません。
メーカーによって修理代金も違いますが、コンプレッサーの修理は3万円〜8万円+出張費がかかるそうです。メーカーの保証内であっても修理費用がかかる時もあるそうなので事前にメーカーに確認をしましょう。
初めの方にも言いましたが、寿命年数もメーカーによって違うみたいなので冷蔵庫本体が安くても5年で買い替えになってしまうなら、購入金額が多少値が張っても10年持つほうがいいかもしれないですね。
買い換えるなら事前に口コミなどで各メーカーの購入金額と故障した年数なども調べておきましょう。
それを含めて修理するか、買い換えるかを検討してみてもいいと思います。
冷蔵庫の処分方法と費用
冷蔵庫の処分は家電量販店で下取りまたはリサイクル対応をするか自分で処分するかのどれかになります。
新しい冷蔵庫を購入するなら下取りやリサイクルで処分をしてくれるところで購入したほうが運搬費などが割引になることもありますので、事前に冷蔵庫の下取りやリサイクル処分があるかを調べておきましょう。
大抵の家電量販店は下取りをしてくれるところは少なく、リサイクル法にしたがて処分してくれる所が多いです。
リサイクル料金は小型(170リットル以下)の場合約3,672円、大型(170リットル以上)の場合約4,644円ほどかかります。
リサイクル料金は法律で決められているものなのでどこも一緒ですが、運搬収集費用が家電量販店によって違います。
だいたい0〜4,000円かかるので、費用はいくらなのかをよく確認しておきましょう。
自分で処分する場合は、市町村に問い合わせして聞く場合とリサイクル券を購入して指定取引場所へ直接持ち込みをする方法があります。
指定取引場所へ持っていく場合は運搬費用はかかりませんが、冷蔵庫を自分で指定場所に運ぶ手段がない場合はお勧めできません。
市町村に問い合わせをして運搬してくれる処分方法を教えてもらってくださいね。
地域によって料金は異なりますので、処分する方法と料金などを確認してくださいね。
指定場所に直接持っていく場合は、事前に郵便局でリサイクル券を購入してから持ち込むようにしましょう。
まとめ
冷蔵庫の寿命は使う頻度によって違いますが、目安は約10年です。
それ以上使える場合もありますが、最近の機種は昔よりも静音性が高くなっているため耐久年数が短くなっています。
寿命かもしれないと考える冷蔵庫の症状は、庫内の冷えが悪い・一部が冷えない・冷蔵庫から異音がする・水漏れがするなどです。
このような症状がある場合は冷蔵庫のコンプレッサーの故障や寿命かもしれません。
メーカーの保証する部品の保管年数は9年間です。
メーカー保証期間の故障は修理も検討し、10年以上使われている場合は買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
冷蔵庫を購入する場合も冷蔵庫の購入金額の他に故障年数なども事前に確認しておくといいかもしれません。
冷蔵庫の処分はリサイクル料金+収集運搬料金がかかります。家電量販店や地域によって収集運搬料金が違うのでよく確認しましょう。
リサイクル料金は小型(170リットル以下)の場合約3,672円、大型(170リットル以上)の場合約4,644円ほどかかります。
また買い替えの場合は家電量販店などで下取りをしてくれることもありますので、それを含めて買い替えするお店を決めるのがいいかもしれませんね。
最近は省エネの冷蔵庫も多く出ています。
修理するよりは買い替えの方が電気代などお得になるかもしれません。
寿命症状が出た場合は早めの検討をしてみてくださいね。
加湿空気清浄機の寿命は何年か知っていますか?こちらの記事で寿命症状をご紹介しています。
それでは、また!