こんにちは、ピコです。
寒い季節になると活躍する石油ファンヒーターはすぐに部屋が暖かくなるので重宝して使っている方も多いのではないでしょうか?
ウチも石油ファンヒーターを愛用しています。
でも石油ファンヒーターの燃費ってどのぐらいなのか気になりませんか?
電気代も灯油代もかかるので、エアコンとどちらがお得なのかも気になりますよね。
今回はエアコンと比較して燃費がいいのか、悪いのかを検証してみようと思います!
石油ファンヒーターの燃費や電気代
結論から言うと石油ファンヒーターの燃費は特に悪くありません。
石油ファンヒーターは灯油と電気代がかかります。
まずはどのぐらい灯油の燃費と電気代がかかるのか調べてみました。
電気代の計算方法
石油ファンヒーターは点火時や火力によってW数が変わってきます。
今回はダイニチの石油ファンヒーターで計算してみました。
最大(点火時):390W
燃焼時98W(大火力時)/52W(小火力時)
点火時は数分であることから1日8時間98wの火力で使用した場合を計算します。
98W×8H=784wh 784whは0.784kwhなので
(一日の使用電力)0.784×(電気代)27=21.2円となります。
(一日の電気代)21.2円×30日=636円となるので
一時間あたりの使用電力は2.6円、一日の電気代は約21円、一ヶ月の電気代は636円になるのです。
ピコ
灯油の燃費の計算方法
同じくダイニチの石油ファンヒーターで計算していきます。
タンクの容量が5L
燃料消費量を最大の0.311(L/h)で燃焼継続時間が16.1(大火力時)とすると
5L÷0.311(L/h)=16.1h
なので5リットルの容量の石油ファンヒーターを満タンで運転すると最大消費量で16.1時間使えるという計算になるわけです。
1日8時間使用するとおよそ2日間使えることになるみたいですよ。
灯油の値段が18L=1460円、1L=約81円で計算してみると
満タンが5Lなので81円 ×5L=405円
最大燃焼時は16.1時間使えるので、1時間当たりの燃費は
405÷16.1=約25.1円、ということになります。
1時間の灯油燃費は25円、1日の燃費は200円、一ヶ月の燃費は6,024円になります。
電気代と灯油燃費代を合わせると、最大燃費料でいくと1時間で約28円、1日で約221円、一ヶ月だと約6,660円になりますね。
ピコ
次にエアコンの電気代がどのぐらいになるかみていきましょう。
エアコンの電気代
エアコンは6畳用のものでおよそ490W消費すると考えられています。
*計算は1kwh=27円でしています。
8時間使用した場合は
490W×8H=3920wh 3920whは3.92kwhなので
3.92×27=105.84円という計算になります。
1時間だと105.84➗8=13.23円ですね。
なので一ヶ月(30日)だと105.84×30=3175円になります。
一日8時間使用で計算しています。
もし石油ファンヒーターが最大燃焼でずっと稼働していたらエアコンのほうが燃費はいいかもしれませんね。
ですが石油ファンヒーターかエアコンのどちらを使う方がいいかは、使用する人によって変わってくると思います。
例えば寒がりでとにかく暖かい風がすぐに欲しい人、灯油を買いにいくのが面倒でない人は石油ファンヒーターがおすすめです。
灯油を買いにいくのも面倒だしニオイが気になる方や小さなお子さんがいて安全を求める方はエアコンがいいかもしれません。
ピコ
まとめ
石油ファンヒーターの燃費は悪くはないです。
特に最近のものは性能がかなり上がってきているのでecoモードがついているものだったり、消臭機能がついているものを選ぶと、エアコンと同じかそれよりも電気代を抑えることができるかもしれません。
- 1時間の電気・灯油燃費代は石油ファンヒーターで10〜28円、エアコンで13円
- 一日だと石油ファンヒーターで71〜221円、エアコンで104円
- 一ヶ月の使用電力は石油ファンヒーターで1836〜6660円、エアコンで3175円です。
使用条件で変わってきますし、何時間使うかによって違いますが石油ファンヒーターは一概に燃費が悪いわけではないです。
メリットとしてはすぐに部屋が暖まるので個人的にはオススメです。
今回ご紹介したものを参考に、自分にあった暖房器具を選んでいただきたいなと思います。
暖房の電気代で一番安くて節電になる器具をこちらの記事でご紹介しています。
それでは、また!